2005.3.25(FRI)





夕方まで何もなかったので、サンタモニカというところへ行く事にしました。 地図で調べたらバス1本で行けそうだったので、まずバス停探し・・・。 しかし地図ではこの辺のはずだけど 、違う系統の番号のバス停しか見付かりません。 でも、同じところも通るみたいなので、とりあえずそこからバスに乗って途中で乗り換え・・・なんて出来るかな?!と心配でしたが、 なんとかなる!と自分に思い込ませてバスに乗り込みました。 知らない土地のバスは日本の中でも不安です。 運賃の払い方も他のお客さんの見よう見まねです。 降りる所も聞き逃さないように必死です。 そしてその場所の名前が聞こえて降りた瞬間、あれ?方角がわからない! 持っていた地図はかなり大ざっぱで、今見える名前は見当たりません。 全くの迷い子になりました。
ここもニューヨークぐらいタクシーがうようよ走っていたらちょっと手を上げて止めて「サンタモニカ」と言えば解決するところですが、ガイドブックの“流しのタクシーはいません”というとおり、タクシーはいないのです。 全くわからないまま適当に歩いてとあるバス通りに出ましたが、地図を見てもわからず。 右に山が見えたので、海沿いのサンタモニカは左に違いない!という安易な考えで左に向かうバスに乗ってサンタモニカに行きたいと旨を運転手さんに伝えました。 するとどうやら「サンタモニカ行きのバス停まで連れてってやる」との事。 なんて親切!! でも、英語の聞き取りに自信が無いので違かったらどうしよう・・。とドキドキしていたら「ここで降りなさい」と言われ丁重に「サンキュウ!!」と言ったが「サンキュー」はどんなに丁重に言ってもなんとなく丁重な感じがしないのだ(笑)
降りるとすぐにサンタモニカと表示されているバスを発見!乗り込んで一安心・・・。 しかしなかなか海の気配がして来ないので少し不安になって近くの乗客に聞いてみると「Yes!」 その後うたた寝したり、かなり時間がかかってようやく海岸線に出た。 ローラスケートの人は見かけないけど、背の高いヤシが西海岸っぽい。 ※葉山に行った時もあったけどね(笑) バスを降りて埠頭の一番先まで行ってみる。その途中に小さな遊園地があって観覧車もある。かなりの人出だが肌寒いのが残念。先のほうが展望スペースになっていて清水寺の“清水の舞台”の下が海といった感じです。意外と釣りをしてる人なんかもいたのでバケツを覗いてみたら、見たことないようなカニが入っていてびっくりした。 通常いるはずのない海の上はすごく気持ちよかった。 ふと、残りの一生のうちで、またここに来る事はあるのだろうか?と考えて少し悲しくなった。 来れるかもしれないけど、その時は今とは違うんだろうなぁ。

帰りに小さな遊園地に入り観覧車に乗ろうかと思ったけど、チケット売り場は行列だったので断念。歩いていると水鉄砲で風船を膨らませる速さを競そう出店のお兄さんに呼び止められ「参加しないか?」と言うのでやってみる事にした。 子供が5人程もう席についていて、人数合わせに呼ばれたらしい。 よく分からないうちにスタート!とりあえず目の前の水鉄砲で私の前の的の真ん中を打っていた。 すると的の上から膨らんできた風船が表れみるみる大きくなりパァーンと割れ、私の番号のランプがピカッと光った。どうやら1番になってしまったようだ。 隣の黒人の男の子がしょんぼりして行ってしまった。 あれ?もしかして悪い事してしまった?大人気ない?(苦笑) 優勝賞品はソニックのぬいぐるみで、お兄さんも人数あわせが1番になってまずい!と思ったのか、2番の女の子にまずぬいぐるみをあげ、私に何種類かあるぬいぐるみから好きなのを選ばせてくれたので、青いノーマルなやつを選んだ。 ぬいぐるみなんてどちらかと言うと嫌いなので、最悪ホテルに置いて行けばいいやと初めは思っていたのに、その後日本に帰って家でスーツケースを開けるまでちゃんと荷物に入っていました(笑)
場の空気が読めなかった私は少し落ち込みながらも、砂浜に出て水も触ってサンタモニカビーチを後にしました。 帰りは地下鉄で帰った方が良さそうと思い、またまたバスの運転手さんに世話になってしまった。 地下鉄の駅の名前を言うと近くに停まる時におしえてくれる事になったのです。 黒人の女の人だったのですが、道中乗って来た黒人の女のお客さんと運転しながら大声で話し出し、バスの一番後ろまで絶対聞こえてるぐらいの大声で大笑い。を、ずーっとくり返していた。 こっちはこれが普通?!と周りを見てみると他の乗客達は「ありえねぇ〜」という顔をしていたので、やはり普通じゃなかったのかも・・・。まぁ私は観光の一つみたいに面白かったです。 ちゃんと降りる所教えてくれてありがたかったし。今度は感謝の気持ちをより伝えるべく「サンキュー」に「ベリーマッチ」を付けてみたけど、日本には「サンキューベリーマッチョ!」という言葉があるので、何となくふざけてると思われたらどうしようという気分になってしまった。 そこからは難なく地下鉄で帰り着く事が出来ましたが、地下鉄は切符売り場からホームまで改札というものがなく、出る時もスルーで切符買ったけど使い道がありませんでした。 いまだに謎です。
ちょっと活動し過ぎてしまいましたが、夜はライブです。KING KINGという大きなライブハウスですが声が出てなかったり、アユミちゃんのモニターから煙が出たりトラブル続きでした。 長い1日だったなぁ。
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